CMOを理解するための3冊

CMOとは一体どんな役職なのか?CMOを設置することのメリットは何か?など、CMOに関する理解は、特に大手企業のマーケティング担当者であれば気になるところだ。CMOを理解するための書籍を3冊紹介したい。

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フィリップ・コトラーも提言する日本企業のCMO導入

2013年6月17日、日本マーケティング協会、日本マーケティング学会、ネスレ日本が共同で開催した“コトラー・カンファレンス2013”で10年ぶりに来日したフィリップ・コトラー教授(ノースウェスタン大学経営大学院)。カンファレンスでは、「マーケティング指南:日本がとるべき8つの方法」と題した講演を行い、その中で日本企業もCMOを導入すべきと提唱した。

日本でCMOを置いているのは企業全体の5%未満?

CMO(Chief Marketing Officer)とは、マーケティングに関する全責任を持つ立場のCxO(最近では、Cスイーツなどとも呼ばれる)、つまりはマーケティング最高責任者/担当役員ということだ。米国では多くの企業が設置しているポジションであるが、日本で導入している企業は依然5%未満だと言われている。

CMOを理解するための3冊

CMOとは一体どんな役職なのか?CMOを設置することのメリットは何か?など、CMOに関する理解は、特に大手企業のマーケティング担当者であれば気になるところだ。今回は、そんなCMOを理解するための書籍を3冊紹介したい。

CMO マーケティング最高責任者―グローバル市場に挑む戦略リーダーの役割(ダイヤモンド社:神岡太郎・ベリングポイント戦略グループ )

516Uq3Wc3CL._SX366_BO1,204,203,200_日本におけるCMO研究の第一人者である一橋大学神岡教授の著作。まだ日本でのCMOという言葉の認知度が低かった時代に、グローバル企業のCMOの在り方などを紹介した良書だ。 Yahoo!や日産などの大手企業のCMOに対してのインタビューなどにも内容が割かれており、CMOに対する理解を深める入門書として最適だろう。

 

マーケティング立国ニッポンへ ~デジタル時代、再生のカギはCMO機能~(日経BP社:神岡太郎、博報堂エンゲージメントビジネスユニット、日本マーケティング協会)

CMO 最高マーケティング責任者

セイコーマートや宝島社など、日本でマーケティングを組織そのもの変えて実績をあげている企業の実例を踏まえながら、日本に求められるCMOの姿を論じている。デジタルマーケティングの重要性が高まる中でのCMOの関わりなども考察されており、デジタルマーケティングに携わる方にとっても参考になるだろう。

世界最強CMOのマーケティング 実学教室(ダイヤモンド社:ブラッドフォード・C・カーク)

41AnET+FyGL._SX343_BO1,204,203,200_ユニリーバ、20世紀FoxなどでCMOを歴任してきた著者によるマーケティングの実践論。CMOの理論というより、CMOとしてのマーケティングへの関わり方、考え方を実践形式で学ぶのにもってこいだろう。

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