「LINEビジネスコネクト」と「ExactTarget」が連携してパーソナライゼーションを提供

セールスフォースが先日買収した「Exact Target」を国内向けに本格的に販売を開始した。注目なのは、日本発のソーシャル/コミュニケーションサービスの「LINE」のビジネス向けサービスと連携を強化している点。

セールスフォース社が「Exact Target」を国内向けに本格的に販売を開始

注目なのは、日本発のソーシャル/コミュニケーションサービスの「LINE」のビジネス向けサービスと連携を強化している点。 ビジネス+IT:LINEとセールスフォースが提携、ビジネスコネクトとExactTargetが連携 MAで法人開拓

スマートフォン向けメッセージングサービスを手がけるLINEとCRM・SFAサービスを手がけるセールスフォース・ドットコムは11日、パートナーシップを締結したと発表した。LINEの提供する「LINEビジネスコネクト」が、マーケティングオートメーション(MA)機能などを備えるCRMサービス「Salesforce ExactTarget Marketing Cloud」と連携し、企業の「LINEビジネスコネクト」開発負荷を軽減するという。 「LINE ビジネスコネクト」は、LINE公式アカウントの各種機能を企業向けにAPIで提供し、各企業がカスタマイズして活用できるサービス。企業は「LINE ビジネスコネクト」を活用することにより、従来のLINEユーザーへの一方通行のメッセージ配信だけでなく、特定のユーザーに対してより最適化されたメッセージ送信や双方向コミュニケーションなどが可能になる。

これまでSNSを使った企業の情報提供は、すべてのユーザーに一斉にやってきた(Facebookページなど)。だが、LINEビジネスコネクトでは、個々のユーザー毎にカスタマイズされた形でのコミュニケーションが可能になるという。

まさに、One-to-One/パーソナライゼーションをSNSのプラットフォーム上で可能になると言う点で画期的だ。 一方、マーケティングオートメーションツールのExectTargetはSalesforceに買収されて以来、日本市場での展開が水面下で進んできたが、ここに来て本格的に展開が開始される。

SFAのデファクトスタンダードとなっているセールスフォースプラットフォームとの連携ができれば、マーケティングオートメーションの分野が国内でも一気に普及する可能性が垣間見える。 顧客情報がデータ化されて久しいにも関わらず、企業のデジタルコミュニケーションは相変わらず「一斉メール」という形で顧客をマスとして捉えてきた。

一斉メールは今年限りという声が毎年のように叫ばれてきたが、あまり変化が見られなかった分野である。 これを機に、One-to-Oneでのデジタルコミュニケーションが本格的に進むことを期待したい。

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