カオス的に増加し続けるマーケティングテクノロジー ・採用の7つのポイント【宣伝会議セミナーレポート】

2017年6月6日(火)宣伝会議主催のインターネット・マーケティングフォーラム2017でセミナーに弊社代表の田島が登壇し、カオス的に増加し続けるマーケティングテクノロジーの選定ポイントについての講演レポートを公開しました。

2017年6月6日(火)宣伝会議主催のインターネット・マーケティングフォーラム2017でセミナーに弊社代表の田島が登壇し、カオス的に増加し続けるマーケティングテクノロジーの選定ポイントについて講演しました。

グローバルでマーケティングテクノロジーを提供するベンダー数はすでに5,000を超えています。そんな中、各社にとって自社にはどのテクノロジーがベストか選択だけでも一苦労です。まさにカオス、バブルという表現が適切ではないでしょうか。

国内マーケティングテクノロジーカオスマップβ版

※弊社オリジナル マーケティングテクノロジーを採用する際に重要な7つのポイントとは

1. Suites vs Best of Breed

一言で表現すると、「Suites=ベンダー1社で統一する」「Best of Breed=色々なベンダーからいいとこどり」か。Adobe Marketing CloudのようにAnalytics, CMS, Marketing Automation, CRMが一体になった商品もあれば、一方でGoogle Analytics, Salesforce, Marketo, WordPressの商品を組み合わせていいとこどりする方法です。詳しくはこちら >> Suites vs Best of Breed

2. 連携を見越して

マーケティングテクノロジー導入時はSuitesにしろBest of Breedにしろ各システムを連携させるケースが多く、事前に連携方法を確認する必要があります。主要な連携パターンは2種類で『管理画面で設定するだけの自動同期のパターン』『REST APIなどで接続し同期するパターン』があります。後者はシステム部やベンダーと打ち合わせが必要になる事を前もって見越しておきましょう。注意点としては、マーケティングテクノロジーによっては「連携実績はあるが、海外だけ」「API連携は今後対応予定」と、導入後に情報が少なくて困ってしまうとよく耳にします。

3. 機能比較よりゴール設定

例えば、マーケティングオートメーションを選定するとします。ここで重要なポイントはゴール設定です。なぜならば、「SQLを2倍にしたい」という具体的なゴールがあれば、その数字を達成するための機能が本当に必要か判断できるからです。一方で、機能比較からスタートすると次のような話が出てきます。

  • スコアリングしたい/できる
  • ナーチャリングしたい/できる
  • リードをセグメントしてコンテンツを動的にしたい/できる

機能比較からスタートするとゴールが定まっていないため、実は不要な機能だったり必要な機能が実装されていないマーケティングオートメーションを選択してしまうことになってしまいがちです。

4. POC/トライアルの重要性

マーケティングテクノロジーの導入プロジェクトではトライアルが重要です。なぜならば、従来のウォーターフォール型で「ツール理解→ツール比較/選定→ツール導入」という進め方で長い時間をかけるよりも、短い期間で「ゴール設定→POC/トライアル→効果測定→導入→運用(PDCA)」アジャイルマーケティングの手法を採用したほうがツールの選定ミスの防止でき、成果を出すスピードが早くなるからです。

5.導入してからが本番

ツールの導入はテンプレ化されており、数日から数ヶ月で完了することがほとんどです。導入後に待ち構えている企画・実行・改善支援は主に下記の内容が挙げられます。 キャンペーンの効果測定 次の施策を検討 誰がいつやる? 結果は? 事前にきちんと準備をしておかないとツール導入で満足してしまい、その後の運用(PDCA)が機能しないケースも多々あります。

6. 人とケイパビリティ

あらかじめ人材に関して考えておきたいポイントがあります。例えば、社内に下記を満たす人材が何人いるでしょうか。

  • 顧客・商品を理解している
  • システム・テクノロジーに明るい
  • 営業センスがある
  • 社内コミュニケーション力が高い
  • 分析能力が高い デザイン力がある
  • ベンダーマネジメント力が高い

こんな人材はなかなかいません。もちろん採用できればベストですが、アウトソーストレーニングもマーケティングテクノロジーの採用検討時に、同時に検討する必要があります。

7. 競合が正しいとは限らない

競合他社を比較する際にウェブサイトに埋め込んであるタグをチェックしてベンチマークすることも多いのではないでしょうか。実はタグが埋め込んであるだけで活用できていない場合もあります。競合他社は自分が思ってるほど正しいマーケティングテクノロジーを導入しているわけではないようです。あくまでも自社にとって最適解は何か、を主眼とすることが重要です。

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