Googleアナリティクスにクロスデバイストラッキングの新機能がリリース

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GoogleAnalyticsの新機能としてクロスデバイストラッキング機能が導入される、というアナウンスが7/11にありました。どんな機能なのか、どんな課題が解決出来るようになるのかを解説したいと思います。

クロスデバイストラッキングとは

みなさんご存知の通り、昨今ユーザーは複数のデバイスを跨いで行動するようになっています。「通勤途中にiphoneのFireFoxでネットサーフィンをして、買いたい商品のいくつか選択して、夜デスクトップPCのGoogle Chromeで購入する」などの行動は当たり前に行われるようになっています。

上記のように、例えば閲覧しているAさんがデバイス間を跨ぐ、あるいは利用するブラウザが違う場合、UserID(例えば会員ID)のようなユーザーを識別できる識別子があれば、事業者側としては、Aさんだと特定することになんら問題ありません。

しかし、ユーザーを識別出来る識別子がない場合は、同一人物であるAさんであっても、異なるユーザーとみなすことになり、デバイスを跨いだ効果測定はハードルが高いのです。

上図でいうと同じユーザーがスマートフォン、タブレットで閲覧し、最後にPCで購入をしたとしても、それぞれが同じユーザーだとはみなされず、別々のユーザーだとみなされます。

ここのひも付きができないと極端な話「自社のユーザーはPCで購入する人が多いから、PCだけ広告を出稿すればいい」という話になってしまいがちです。

正しい施策の実行計画を立てるためには、デバイス間を超えた行動把握は重要であると考えられます。

Googleアカウント情報の利用でトラッキングが可能に

今回、アナウンスされた新機能ではGoogleシグナルの機能を有効にすることで広告のカスタマイズをオンにしているGoogleユーザーのデータがGoogleAnalyticsに反映されるようになります。

Googleのアカウント情報を利用するため、会員ログインなどの機能がないWebサイトでもクロスデバイストラッキングが可能になります。

この機能を有効にすることでデバイスを跨いだリマーケティングの施策やカスタマージャーニーの設計がやりやすくなっていくでしょう。

GoogleAnalyticsの簡単な設定で実現可能に

この新しい機能はGoogleAnalytics管理画面の 「管理>プロパティ>トラッキング情報>データ収集>Google signalsのデータ収集を有効」にする収集できるようになります。

 

Googleクロスデバイス機能

有効にすると新しく追加されたGA管理画面>ユーザー>クロスデバイスというメニューにレポートが表示されるようになります。

GoogleAnalyticsメニュー

こちらの機能はアナウンスされたばかりの機能であり、一部のユーザーのみが表示されている可能性もあります。

今後、GoogleAnalytics側で順を追って実装していくことになると思われますので、GoogleAnalyticsを定期的に確認することをお勧めします。

なお、Googleアカウントを利用しているユーザーが対象になるという制限はあります。それでも自社ユーザーの傾向を把握するには十分なデータが収集できるようになるのではないでしょうか。

参考:Better understand and reach your customers with new Cross Device capabilities in Google Analytics

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