マーケティングテクノロジーカオスマップはこう見る!活用編

先日の2018年11月8日「マーケティングテクノロジーカオスマップJAPAN 2018」を公開しました。ただ、制作者サイドとしては、「スゴイ!」の一言で終わられてしまう事には一抹の寂しさがあります。そのため今回は、自社のマーケティングに「カオスマップ」を活用するための方法についてご案内したいと思います。
 

 

カオスマップ2018をお披露目する代表田島
マーケティングテクノロジーカオスマップが完成してご満悦の代表田島と作成メンバー

マーケティングテクノロジーの定義は幅広い

マーケティングテクノロジーというと、顧客接点をデジタル化するツールという印象が強いと思います。しかしデジタル技術の発展に伴い、顧客接点ツールだけには留まらなくなっています。例えば「コンテンツを最適化する」「デジタルツールを円滑に、手間なく運用する」「運用するためのインフラ」といったところまで、求められる知識や知見の範囲は広がり続けています。
 

マーケティングテクノロジーカオスマップJAPAN2018の構成は?

 実はマーケティングテクノロジーカオスマップの構成は上述の事情も考慮して作成しています。
カオスマップの3段構成説明図
顧客接点ツールだけでなく網羅的に掲載
「カオスマップ」は3段構成となっており、上段は「顧客接点に近いもの」中段は「コンテンツやコンテンツ管理など」下段は「インフラ・ネットワーク」となっています。
 

カオスマップ3つの役立て方

ダウンロード後、ざっと眺めてこんなにツールがあるのか!とびっくりした後、まずは社内へ共有してください。その後、自身で役立てる方法は3つあります
 
ツール比較 
  • ある施策カテゴリに対してどのようなテクノロジーがあるのか比較検討する際、手をつける先の情報収集として役立てる
AS-IS把握、スタック検討
  • 現在利用しているマーケティングテクノロジー把握したり、今後の取り組み内容に対して必要なテクノロジーの検討をする
全体俯瞰の価値
  • 現在の旬なテクノロジー情報に触れることで今後の戦略立案の参考にしたり、実は同じカテゴリで重複しているテクノロジー把握する

施策から考えるカオスマップの利用

例えば、ABM(アカウント・ベースド・マーケティング)施策を実行したいとします。
ABM施策には、営業活動を強化したい重点企業リストの抽出、抽出したリストに対してマーケティング施策の実行がセットになります。
カオスマップ利用例の図
マーケティングテクノロジーカオスマップを利用例
営業の顧客管理や活動履歴、商談管理にSalesforceを利用している場合、次に検討するのは、マーケティング施策を実行するテクノロジーです。
カオスマップ中から、Web行動トラッキングによってコンテンツやメールを出し分けられるテクノロジーとしてMA(マーケティングオートメーション)のマルケトを考えてみます。マルケトであれば、Salesforceとのデータ連携も出来そうです。
 
そこでふと課題が浮かんでくることでしょう
 
CRMであるSalesforceには企業データは確かに入っているのですが、重点企業の情報としては物足りない、企業名と住所くらいしか入っていなかったのです。なんとかマーケティングオートメーションでセグメントできるデータがないか?とカオスマップの企業データカテゴリを見てみます。
その中から、オリジナルキーワードの関連シナリオからセグメントが出来そうなFORCASを利用すると良いのではと気付くことが出来ます。
 
まずはある程度自社の現状把握をしていることが前提になってきますが、テクノロジーを選定・比較するために、こういったステップでカオスマップを眺めていただくと、よりご自身や自社のテクノロジーについての理解が深まっていくと思います。
 
マーケティングテクノロジー基盤構想の相談リンク

あわせて読みたい記事